沖縄好きなら知っておきたいお魚図鑑!part2
沖縄の市場に並ぶ色とりどりのお魚たち。見た目は鮮やかで沖縄名で売られており、どんな魚なのか?味も見当がつきません。さて今回は沖縄で多く食べられているお魚図鑑の第二弾をお送りします。
第二弾となる今回は、沖縄で有名な3大高級魚についてご紹介していきます!実は沖縄で高級魚と呼ばれているお魚はさまざまあって、前回にご紹介したイラブチャーやタマンも高級魚でしたね。今回ご紹介するお魚はミーバイ、アカマチ、マクブーの3種類。それぞれどんなお魚かチェックしていきましょう!
沖縄で高級魚といえば「ミーバイ」

沖縄で最も有名な高級魚なのはミーバイでしょう。目が大きい特徴から沖縄ではその名で呼ばれています。ミーバイはハタの仲間で、中でもアカジンミーバイが有名です。アカジンのアカは赤色を指し、ジンは銭という意味で付けられるほど”お金になる”と言われる高級魚の代表格で、公設市場や魚介を扱う道の駅などではよく売られているので観光先で見かけた人も多いのではないでしょうか。沖縄以外では鹿児島や長崎でも漁獲されるほか、西太平洋など一帯でも獲れるなど海外でも人気があるお魚です。
その味は、甘味のあるほどよい繊維質で、皮もゼラチン質でやわらかい食感が特徴です。沖縄の魚料理の代表格である泡盛と水、塩でシンプルに煮たマース煮のほか、もちろんお刺身でも美味しくいただくことができます。時期によってお刺身にシークヮーサーが添えられているので、身に絞って食べていただくと柑橘系のほんのりとした酸味が感じられて爽やかな風味が楽しめます。ほかにも湯引き、塩焼き、唐揚げ、アラのみそ汁などさまざまな料理で食べられています。沖縄料理屋さんでミーバイを見かけたら注文するしかありませんね!
伊豆諸島や小笠原などに生息する「アカマチ」

沖縄でアカマチと呼ばれるお魚は、フエダイ科ハマダイ属に属するお魚です。アカマチは水深200m以上の深場に生息していますが、伊豆諸島や小笠原諸島などでも漁獲され、東京でも高級魚として扱われています。
旬は春から夏にかけてと言われますが、一年中で美味しく食べられていて、大きいものほど味が良いとされています。一般の小売店などに並ぶことは少ないですが、お寿司のネタや割烹などのお店で食べられることが多いです。沖縄でも魚料理を扱うお店などで食べられていて、刺し身や煮付け以外にも、カルパッチョなど洋風の料理にも合わせやすいクセのない白身なのでみんなに好まれる味ですよ!
沖縄料理との相性がバツグンの「マクブ」
マクブはベラの仲間で、シロクラベラという種類が沖縄ではマクブと呼ばれているお魚です。ベラ科の多くは、ある程度の大きさになるまではメス、さらに大きくなるとメスに性転換することが有名です。沖縄では八重山諸島や宮古島周辺の浅い岩礁や珊瑚礁などで獲れますが漁獲量は少ないという点も高級魚として扱われる理由でしょう。
その身はやや締まりがあり、かすかに甘味のある美しい白身でクセがまったくないので沖縄料理にも相性バツグンです!刺身にする場合は、皮を生かして造ることが多く、皮の食感や歯ざわりなども味わい深いのが特徴です。ほかにもマース煮やバター焼きなどの沖縄の代表的な魚料理として人気の高い魚です。
沖縄のお魚、第二弾はここまで!

沖縄好きなら知っておきたいお魚図鑑、第二弾はいかがでしたか?沖縄での食事といえばゴーヤーちゃんぷるやラフテーなんかを頼んでしまう人も多いですが、3大高級魚が食べられる美味しいお魚料理やお寿司屋さんなども結構たくさんあるんで、沖縄に遊びに来るときは立ち寄ってみてくださいね!