憧れのケラマブルーに魅せられる慶良間諸島の魅力とは?

沖縄でキレイな海に癒やされたいのなら慶良間(けらま)諸島を訪れるべきでしょう!慶良間諸島の海はその透明度の高さからケラマブルーと呼ばれ、世界中のダイバーが憧れるダイビングの聖地とも言われています。
ここには36の島々が点在していますが、そのうち定期船が発着している有人島は渡嘉敷(とかしき)島、座間味(ざまみ)島、阿嘉(あか)島の3島だけです。2014年には日本で31番目の国立公園に指定されるほど美しい海は、ダイバーのみならずマリンレジャーを楽しむ多くの人を魅了してやみません。
今回は沖縄の宝、慶良間諸島でも人気のビーチがある渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島を中心に紹介していきます。日帰りでも宿泊でも、旅程に合わせてプランを立ててケラマブルーを味わってくださいね!
世界中のダイバーを虜にするケラマブルー

ケラマブルーと呼ばれる慶良間諸島の海は、どこまでも続く透明度、白い砂浜とのコントラスト、美しい彩りの珊瑚礁など、ダイバーに限らずシュノーケリングでもその美しさは訪れた人を虜にしてしまいます。
ここは、世界中を旅したダイバーが「世界にここ以上の場所は無かった」と言って再び潜りにやって来る場所とも言われるほどです。もちろん、ダイビング以外のシュノーケリングやSUP、シーカヤックでも存分にケラマブルーを体感できますよ!
那覇からフェリーで1時間!身近なリゾートの渡嘉敷島

初めて慶良間諸島を訪れるなら渡嘉敷島をオススメです。渡嘉敷島は那覇から船に乗って40〜70分ほどで上陸できる慶良間諸島でも一番大きな島です。
島内には阿波連(あはれん)ビーチと渡嘉志久(とかしく)ビーチの2ヶ所のビーチがあり、天候に恵まれた日などは透き通るほど透明度の高い海の青さにうっとりしてしまうことでしょう。ビーチ内にはウミガメも生息しているので、シュノーケリングでもウミガメに出会うことができる可能性が高いですよ!
渡嘉敷島は那覇から1時間弱でたどり着けるので、たとえ1泊2日の沖縄旅行だとしても日帰りでキレイな海に出会うことが可能なところでしょう。一度訪れたら毎年リピートしたくなっちゃいますよ!
<渡嘉敷島へのアクセス>
那覇の泊ふ頭ターミナルとまりんから高速船マリンライナーとかしきで約40分、フェリーとかしきは約70分で到着します。シーズンには満席になってしまう可能性が高いので早めに予約したほうがいいでしょう。
※季節や海況によっては予定変更もありますのでホームページで要チェック
[渡嘉敷村公式サイト]
http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/ferry/time
<ビーチまでの移動>
渡嘉敷港から阿波連ビーチまでは乗り合いバスで約20分ほどですが、ビーチ近くでシャワーや更衣室、ロッカーを利用できる海の家が何件かあるので、予約を入れておけばフェリーの到着時間に合わせて港まで迎えに来てくれます。
渡嘉志久ビーチへは乗り合いバスが無いので、レンタカーやタクシー、レンタルバイクなどで訪れるしかありません。こちらもビーチ周辺の施設を予約することで送迎してくれます。
ミシュラン・グリーンガイド2つ星のビーチがある座間味島

渡嘉敷島も当然美しい海を見ることができますが、慶良間諸島でも西北側に位置する座間味島ではさらなる絶景に出会うことができます。
島内にある古座間味(ふるざまみ)ビーチは、“わざわざ旅行する価値がある旅行地”を評価するミシュラン・グリーンガイドが2つ星を付けるほど美しいビーチがあるので、時間に余裕がある人であれば、島内に宿泊して座間味島の自然とのんびりとした時間を満喫することをオススメします!
<座間味島へのアクセス>
那覇の泊ふ頭ターミナルとまりんから高速船のクィーンざまみで座間味島まで約50分、フェリーざまみではおよそ2時間かけて座間味島へとたどり着きます。フェリーでの来島は少し時間に余裕が必要なので、宿泊を伴うのんびり旅の際に利用しましょう。
※季節や海況によっては予定変更もありますのでホームページで要チェック
[座間味村公式サイト]
https://www.vill.zamami.okinawa.jp/ship/
<ビーチまでの移動>
島についたら阿波連ビーチまでは乗り合いバスで20分ほど、ビーチ近くのマリンハウスを利用すれば港まで送迎してくれるので、シャワーや更衣室、ロッカーを利用したい場合は事前に予約をしておきましょう。渡嘉志久ビーチにはバスが無いのでレンタカーやタクシー、レンタルバイクなどで訪れるしかありません。こちらも周辺のホテルを利用すれば送迎付きですので、宿泊で訪れる予定であれば利用しましょう。
プライベート感のあるビーチが味わえる阿嘉島

座間味島の西南に位置する阿嘉島は、座間味島へ向かうクィーンざまみ、フェリーざまみで訪れることができます。慶良間諸島の有人島の中では一番遠い位置にあり、訪れる観光客も比較的少ないため、プライベート感たっぷりのビーチを堪能することができます!
島内には、前浜(めーぬはま)、阿嘉ビーチ、北浜(にしばま)、クシバルビーチ、ヒズシビーチと5つのビーチが島の外周にそれぞれ点在しています。オススメは遠浅で透明度の高い北浜と島の西側にあって人の少ないクシバルビーチでしょう。
阿嘉島の南には、橋で繋がっている慶留間(げるま)島には海水浴ができるビーチはありません。天然のビーチが数カ所ありますが、監視員などはいないので安全面に配慮して島民に迷惑のないように遊びましょう。島内には国の重要文化財である高良家住宅という古民家があるので島内の散策で訪れて沖縄の空気を味わってもいいですね!
慶留間島のさらに南には外地島という島も橋で繋がっていますが、ここはドクターヘリや緊急時で船が出せない荒天などで使用する空港だけがある島です。
<阿嘉島へのアクセス>
那覇の泊ふ頭ターミナルとまりんから高速船のクィーンざまみで約70分、フェリーざまみでは、90分ほどで座間味島より先に阿嘉島へと到着できます。
※季節や海況によっては予定変更もありますのでホームページで要チェック
[座間味村公式サイト]
https://www.vill.zamami.okinawa.jp/ship/
<ビーチまでの移動>
阿嘉島には路線バスがなく、タクシーも1業者1台しかありません。とはいえ外周12kmほどの小さな島なのでレンタサイクルでのんびり移動するのが良いでしょう。足を伸ばせば慶留間島や外地島の風景も楽しむことができますよ。
他にもこんなケラマブルー

沖縄の海の代名詞、慶良間諸島を紹介してきましたがいかがでしたか?せっかく沖縄に来るのならケラマブルーの海は絶対見て欲しいところ!
他にも慶良間の海を味わう方法として、無人島のナガンヌ島でシュノーケリングツアーに参加したり、那覇などのダイビングショップを利用して慶良間周辺の海でダイビングやシュノーケリングをしたりと、さまざまな方法でケラマブルーに出会うことできます。
世界中のダイバーが帰ってくるという慶良間の海。あなたもこの夏、ケラマブルーの海に帰ってみてはいかがですか?