沖縄には「沖縄そばの日」があるって知ってる?

覚えて損はない、10月17日は「沖縄そばの日」
沖縄県の人口約145万人(2020年)に対して、県内での1日あたりの沖縄そば消費量がなんと20万食!!とも言われております。
まさに、沖縄そばは県民食・ソウルフードで沖縄を代表する料理といっても過言ではありません。
そんな県民食、沖縄そばには「記念日」があることをご存じでしょうか? 「沖縄生麺協同組合」が定めた日で、毎年10月17日は「沖縄そばの日」です。
毎年10月17日「沖縄そばの日」では、各地で様々なイベントや催事が行われます。
また、沖縄そば屋さん、スーパーなどでもセールを開催しているところも多いで是非10月17日に沖縄そばを食してみてはいかがでしょうか?
紆余曲折あっての「沖縄そばの日」

「沖縄そばは、そばに非ず」と申したかは定かではないですが、
1976年に公正取引委員会が、「生めん類の表示に関する公正競争規約」を満たしていないと指摘をしました。
「生めん類の表示に関する公正競争規約」によると、「『そば』とは、蕎麦粉30%以上、小麦粉70%以下の割合で混合したものを主たる原料とする」と記述されているようで、当時の「沖縄そば」は「そば」として認められておりませんでした。
しかし、沖縄では戦前より「すば」「そば」として普及している呼称であり、突然呼称変えることは難しく、当時の「沖縄生麺協同組合」が公正取引委員会に対して粘り強い交渉をして、条件付きで「本場沖縄そば」を名乗ることが(商標登録)許可されました。
その日がまさに、「1978年10月17日」であったことから、沖縄生麺協同組合では1997年に10月17日は「沖縄そばの日」と制定したのです。
当時の沖縄生麺協同組合が沖縄の食文化を守る・残すために頑張ったおかげで、今もなお「沖縄そば」と呼べるのですね。
「沖縄そばの日」、感慨深いものがあります。
※1978年10月17日に許可されたのは「本場沖縄そば」という特殊名称のみで、2006年12月8日に地域団体商標制度の導入によって「沖縄そば」単体で認可されました。
「沖縄そばの日」に食べたい、ぐくるの沖縄そば
沖縄そばと言えば、やっぱり三枚肉そば!
沖縄そばは色々な種類がありますが、一般的に三枚肉がトッピングされているそばを「沖縄そば」と呼びます。「三枚肉そば=沖縄そば」であるため、各店のスタンダードな沖縄をばをご堪能ください。

ガッツリお肉のソーキそば
「ソーキ」とは、豚肉のスペアリブ(骨付きばら肉)のことです。骨付き肉がトッピングされているそばを「ソーキそば」といい、沖縄そばの中でも最もポピュラーなそばになります。 各店舗がこだわり抜いた「ソーキ」をご堪能ください。

一味違う変わった具材の沖縄そばも!
沖縄そばは地域や店舗によって様々なスープ・麺・具材がございます。 オリジナリティあふれる「沖縄そば」がご堪能頂けます。 各店のこだわりを是非ご賞味ください。
